私の宝物
人によって大切なことはいろいろだ。健康、お金、恋人、様々なことがあるだろう。中でも健康は誰にとっても大切だと思うが、私にとっては健康だけではなく、家族もとても大切だ。
私は両親の愛情のもと、笑いの絶えない家庭で育った。父は家族のために一生懸命仕事をしてくれた。仕事でどんなに大変でも文句を言わなかった。父は物静かで家であまりおしゃべりをする人ではなかったが、子供が困っているときはそばにいて、慰めてくれた。子供の時、試験で良い点を取ると、よく父は私におもちゃを買ってくれた。嬉しかった。
母は私を産んだ人だから、私のことをよくわかっている。母は主婦だ。主婦と聞くと、楽そうに思うかもしれないが、実は大変な仕事だと思う。毎日朝早くから子供の世話をしたり、食事を作ったり、洗濯をしなければならないからだ。母は私がどんなに失敗しても必ず慰めてくれた。
ベトナムにいた時には一人暮らしをしたいと思っていたけれど、今は日本でもう1年半も一人暮らしをしている。日本の生活は面白くて、楽しい反面、大変なことや困ったこともたくさんある。日本で一人で生活するのは大変だ。そんな時、両親や家のことを懐かしく思い出す。日本で一人で寂しいときはここに両親がいてくれればいいなあと思う。
それでも留学をきっかけに、一人で生活ができるようになり、自分が強くなったような気がする。今は両親がそばにいなくても自分で解決できる。日本での色々な体験を通して、私は成長した。私の家族はあまり愛情を言葉で表さないが、みんな、私の成長を喜んでくれている。温かい家族は私の宝物だ。
両親へ
いつも健康で幸せな毎日が送れますように。どんな時でも、子供のそばにいてください。
5年後の私へ
どんな仕事をしているの?できれば自分がやりたい仕事をしていてね。
5年後、私は結婚しているかな。もし結婚していたなら、幸せいい家族を作ってね。
今は大変なことがあるけれど、将来のために頑張ります。
皆さんも、自分の将来のため、諦めないでください。