僕にとって今までの人生で忘れられない瞬間は日本に来たときです。初めてこんなに遠いところに来ました。日本に来てから、もう一年半が経ちました。何時の間にか時間は流れてしまいました。去年の3月にまったく知らない外国にやってきて、生活を始めました。周りは、私にとっては全て目新しくて、これまで経験もしたことのないものばかりでした。
最初の一年間、初めての留学生活は家族や友達と離れて寂しさもありましたが、日本での生活に早く慣れなくてはならないと必死に日本語を勉強しました。
私は朝日新聞奨学金を受けているので毎日新聞を配達しています。平日は午前8時50分に学校に来ます。ほかの時間はほとんど家で過ごしています。毎晩、20時から22時まで日本語を勉強します。日本語が少し上手になってくるにつれ、友達も増えてきました。その時は今までに感じたことがなかったような満足感がありました。
日本に来たばかりの時は一人暮らしでの孤独感、言葉が通じなかった時の戸惑い、経済的な不安感がありましたが、前向きに色々なことをがんばっていくうちに日本で何とかやっていけそうだという気になりました。
日本では知識を修得したばかりではなく、いろいろな体験をしました。春に花見に行ったり、秋には紅葉を恋人と見に行ったり、友人と一緒にスキー旅行に行ったりしました。来年、大学に入るつもりです。日本にいる1年半の間に色々な経験をたくさんしました。大学に入ったら、さらに日本の文化を体験したいです。外国人の友達をたくさん作りたいです。日本人の友達ができたら、私の日本での生活は本当にすばらしいものになると思います。