長所と短所
子どもの頃から大学までの間、私は自分のやせて弱い体に劣等感を抱いていました。私は男なのにそのときは女の人より力が弱かったです。力仕事はもちろん、そんなに力が必要ではない仕事もできませんでした。だから私は誰からも好かれないのだろうと考えていました。
ところがある日突然「世間にかんぺきな人なんていない」と気づきました。いい作文を書く人でも歌はへたかもしれません。また、走るのが早い人でも水泳はできないかもしれません。どんな人にも長所は短所となることもあり、短所は長所にもなり得るのです。だから私たちは他の人と比べるのではなく自分の今もっているものに集中するべきだと思います。自分の短所を他人の長所と比較して嫉妬するのは愚かです。
そう考えるようになって私は徐々に自信を取り戻し、自分の目標にだけ集中し、自分自身を向上させるために一生懸命努力しようと考えるようになりました。他人のいい所だけを見て、自分には価値がないと考えるのは間違いです。
自分のことを考えてみると、私の長所は優しいところと何に対してもまじめに取り組むこと、そして諦めないで最後までやり通すことだと思います。今、私は日本語を勉強していますが私の日本語は上手ではありません。文法や漢字が苦手だし、日本人となかなか話せないです。でも、私の長所は最後まであきらめずにまじめにがんばるところなので、日本語上達のために毎日文法と漢字を一生懸命練習しようと思います。日本語でニュースを聞いたり日本人とたくさん話をするよう努力しようと思います。努力次第で将来の日本語能力試験N1に合格できると思います。私には自信があります。私の短所は静かで自分の意見をはっきり言ったり、人と話をするのが苦手なところです。この短所を克服するため交流会に参加して、たくさんの友人を作ろうと思います。
将来、なりたい自分になるために、長所をもっと伸ばし、短所を少しずつ直すようにしたいです。