卒業生の作文

軍隊の思い出

私は高校を卒業して、軍隊に入ろうと決めました。 その頃の私には将来、何がしたいかよく分かりませんでした。 夢もまだ見つけられていませんでした。 ただ、自分は甘いと思いました。それで自分を訓練するために軍隊に入りました。 みなさんは軍隊に入ったことがありますか。 ベトナムでは日本と違って、男性は18歳になると軍隊に入らなければならない義務があります。 私は軍隊に入るまで軍隊でどんなトレーニングを受けなければならないのか、全然知りませんでした。 2015年9月8日、私は初めて家を離れて軍隊に入りました。 その日は両親が見送りに来てくれました。みんなはほとんど泣いていましたが、私は笑顔でした。その日は雨が降っていました。 初めて軍隊に入った時、全てのことに驚きました。 私にとって軍隊での生活は新しいことだらけでした。軍隊の中で一番大切なことはルールやマナーを必ず守らなければならないことです。 「規律は軍隊の力」という言葉がありますが軍隊では規律はとても厳しいです。初めの3か月は規律や武術や礼儀作法など、軍隊の特別な技術を教えてもらいました。毎日、厳しい訓練を受けなければなりませんでした。
一番危険な訓練はライフルやダイナマイトを使う訓練です。兵士としてライフルで武装し、ライフルやダイナマイトを使って毎日訓練しました。
晴れの日も雨の日も毎日訓練しなければなりませんでした。
訓練は大変でしたが良いこともありました。
それはたくさん友達ができたことです。軍隊では共同生活をします。一部屋30人くらいで生活します。ルームメイトはベトナム各地から集まってきています。私たちは互いに助け合いました。3か月は短くはなかったですが、長くもなかったです。とても大変でしたが楽しかったです。
3か月後、私は医学チームに行くことに決まりました。医学チームに行くために、6か月ぐらい勉強しました。とても難しかったです。覚えなくてはいけない知識が多いので必死に勉強しました。実習もしました。
6か月後、すばらしい成績をとったので、軍医になりました。クァンチーに配属され、そこで軍医として2年間働きました。
その間にいろいろな患者を診ました。患者はみんな、強い意志を持って病気と闘っていました。私は彼らのその姿勢に関心しました。
そして、やっと2年間の軍役を終えました。2年間の軍隊生活で私はたくさんのことを得ました。
肉体的にも精神的にも自分のことがよくわかるようになりました。色々な面で成長できたと思います。
軍隊での時間は決して長くはなかったですが忘れることができない記憶です。
今、私は強い気持ちを持って自分も目標に向かって進んでいます。
何があっても諦めることなく最後まで頑張ってやり抜くつもりです。

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