卒業生の作文

私の宝物

 私の宝物は家族と一緒に住んでいる家です。なぜかというと、私の家は世界で一番あたたかい場所だからです。
 私は高校を卒業してから、大学で勉強するために他の町で一人暮らしを始めました。その時、私にとって、家族と一緒に住んでいた家は宝物だということに気がつきました。当時、私は自分で料理を作ることができなかったし、病気の時に助けてくれる人もいませんでした。一人で生活をして寂しくてとても困りました。そんな時、いつももし私が家族と一緒に住んでいた家にいたら、母が作ってくれた料理をおいしく食べられるのに、病気の時も家族が助けてくれるのにと思って家に帰りたい気持ちになりました。
 今も私は日本で一人で生活をしています。私にとって、日本で生活するのはミャンマーで一人暮らしするよりもっと大変だと思います。体も心も疲れた時、ミャンマーのあたたかい家に帰りたくなります。でも、私の国と日本はとおくはなれているので、簡単に帰るわけにはいきません。
 できるものなら、家族がいる家にいつも住んでいたいですが、将来のためにも親の生活を助けるためにも頑張らなければなりません。
 人というのは自分がいつもいたいと思う場所にいられるとはかぎりません。でも、私にとって、いくらとおくても、どこにいても、私の家族と一緒に住んでいた家はいつもいつも私の宝物です。

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