私には日本へ来てからお世話になった人がいる。今もお世話になっているミョー先輩だ。やさしくて、しんせつな先輩だ。
　日本へ来て、右も左もわからない私を先輩が色々手伝ってくれた。バイトをさがしてくれたり、遊びにつれて行ってくれたり本当にお世話になった。
　一番心に残っているのは日本の料理が口に合わなかった私にミャンマーの料理を作って食べさせてくれたことだ。おいしかったその時の味は今でも忘れられない。それからも時々先輩の家に遊びに行って、みんなで楽しく料理してごはんを食べていたが、最近はコロナのせいで先輩の家になかなか行けなくなってしまった。でも、先輩とは連絡を取っている。
　先輩は勉強に関してはあまりまじめではないが、料理にかけてはだれにも負けない。レストランで働いていたことがあるこの先輩を私たちは神戸住吉で一番美しい料理人と呼んでいる。チャンスがあればぜひ食べに行ってほしい。
　私は日本へ一年半になった。その間、ずっと色々手伝ってくれた先輩にかんしゃの気持ちを伝えたい。日本に来てさびしかった私をはげましてくれて、ありがとうございます。日本一おいしいミャンマー料理をありがとうございます。いつもなやみを聞いてくれてありがとうございます。
　今年、先輩は日本へ来て三年になる。三年間たくさんけいけんを積んだ先輩がうやらましい。私も先輩のようになりたい。
　これからも先輩にはいつまでも元気でいてほしい。やさしい先輩のことだから、これからもずっと私のことを助けてくれるだろう。これからもよろしくお願いします。