珍しい動物
日本で先輩と動物園に行く機会があります。動物園にはいろいろな動物がいますが、私には特に好きな動物がいます。
その動物は私がおりの前に立ったとき、突然私の方に飛び出してきました。本当にびっくりしました。その動物は全身が真っ黒で猫に似ていますが、大きくて鋭い爪を持っています。みなさん、もうこの動物の名前がわかりましたか。そうです。それは黒ひょうです。かっこいい動物です。
黒ひょうは動物の中で走るのが一番速いです。狩りをするときはゆっくり静かに獲物に近づいて観察します。そして、獲物が少しでも油断したら、すぐに飛び掛かります。私たち人間も黒ひょうが狩りをするときのように人生において知識を得たり、勉強したりしてしっかり準備をし、機会があったら、すぐにそのチャンス(獲物)を押さえなければなりません。
次にラーテルを見ました。ラーテルは別名ミツアナグマといいます。英語ではハニーバジャーです。どうしてハニーバジャーと言うのかというと、蜂蜜が大好きだからです。イタチ科の動物で体長80cmほどです。体の色は白と黒のツートンカラーです。
実はこのラーテルは恐れられている動物の一つだと言われています。一般に野生動物は極力音を立てずに移動します。それは肉食獣であれば獲物に自らの存在を気取られるのは不都合だからだし、草食獣であれば捕食者に見つかりたくないからです。
ところがラーテルだけはそうではありません。ラーテルの性格は攻撃的でどこにいても自信満々に肩を揺らしながら、大きな音を立てて歩きます。相手が大きな動物でも臆することなく向かっていきます。見掛けにだまされないでください。百獣の王と呼ばれるライオンや地上最大の動物であるアフリカゾウすら避けて通るほど怖いものしらずの動物です。
私はラーテルの勇気があって強いところか好きです。体は小さいのに、毒へびにかまれても、平気だし、家族を守るためなら、自分よりもずっと大きい動物に勇敢に向かっていきます。私もラーテルのように強い心を持ちたいです。