幸福について
「いつも幸せに一生を送れますように。」と言う願望は、人間として誰にでもあるのではないだろうか。それでは、「幸せ或いは幸福とは何か」。そう言う質問をするとこれまで明白に説明してくれた人はいない。面白いことに人により、幸福についての理解は様々である。
幸福は、お金持ちにとっては、健康なことかもしれないし、貧しい生活をしている人にとっては、豊かな暮らしをすることかもしれない。他人から重視され、評価されることを幸福だと思っている人もいる。一方、自分のことばかりではなく、他の人を笑わせることだけで幸福だと言う考えを持っている人の存在も珍しくないだろう。
やはり人によって、考え方が異なるが、いずれの場合でも、幸福は人間の心を満足させるものなのではないだろうかないだろうか。「幸福な人生は人生自体の自然に適合した生活である」と哲学者のセネカが定義した。
幸福と言うものは、単に人の願いのみならず、人の生活の目標ともなる。残りの人生をより良くするために、頑張り、沢山のすべきことをしていると言う人も少なくないだろう。「本を読むことにしている」とか「出来るだけ、家族や友人と共に過ごす時間に携帯電話を使わないようにしている」等だ。中には、「わがままになること」と言う人もいるらしい。
私も同じだ。私にとって一番幸福なのは両親の笑顔を見られることだ。なぜなら、両親は自分たちの子供達が成長したり成功したりすることが一番の幸せだと感じるからだ。だから、今の私は、自分の幸福を目指し、毎日全力を注いで、頑張っている。皆さんは、幸福についてどう思うのか。出来れば、自分の「幸福」を作って欲しい。