好きな動物の目
みなさんは動物園へ行ったことがありますか。短かい足や大きい耳、長い鼻など見れば見るほど動物の形はおもしろいですね。目の形もいろいろです。たとえば、ライオンの目は2つ並んでいます。 みなさんは考えたことがありますか。 ライオンはほかの動物の肉を食べます。その目は遠くに動物がいたら、すぐ走って行ってつかまえられるように、顔の前に2つ並んでいます。2つ並んでいなければ、正しいきょりがわかりません。さるの目も顔の前に並んでいます。さるは木から木へとぶ時、失敗しないように、よく前を見なければなりません。草や木の葉を食べる動物、例えば、羊と馬はライオンにいつも気をつけていなければなりません。ですから、草を食べていても、後ろの方まで見えるように、目が顔の横に付いています。 カバとワニは水の中にいますが、あたまに目がありますから、目だけ水から出して、まわりを見ることができます。 動物の目は食べる物や住んでいる所によって違うのです。みなさん、今度動物園へ行ったら、動物の目をよく見てください。おもしろいことが見つかるかもしれませんよ。