私の日本での物語
光陰矢の如しですね。日本の友人が助けてくれて、日本に留学することを決め、日本へ来てもう半年が経ちました。短いかもしれないですが、私にとって山ほど思い出があります。
日本へ初めて来たのは約8年前でした。その時はオーストラリアで出会った日本の友人の実家に泊まりました。毎日、友人のお母さんが私の世話をしてくれて、子供の時に母親が亡くなった私は初めて「母親はこんな素晴らしく不思議な生物なんだ」と感じました。その時、日本は年末だったので、友人の両親の実家に一緒に帰ったり、神社に御祈りしに行ったりしました。この二週間の旅が楽しくて、忘れられない思い出になりました。
その後何回も日本を訪ねましたが、とうとう今年の4月に留学のために日本へ来ました。しかし、日本語の授業を受けたことがなかったので、自分がどんなレベルの日本語を持っているかを心配していました。学校に入ると、色々な人に出会いました。クラスに入ったばかりの時、クラスメートがアルバイトを紹介してくれました。月曜日から木曜日まで授業が終わった後、すぐに会社のバスに乗って、工場へ行きました。毎日会社のバスに乗っている時、いつも先輩と話していました。しかし仕事が大変で、体をこわしたため、仕事を辞めました。すると、最後の日に先輩が私にプレゼントをくれました。昔よく「日本人は礼儀正しいです」と聞きましたが、初めて自分がこうしてもらって、とても驚き、有難く思いました。
そして、一生懸命勉強を続け、時間が経ち、留学生として最大の「日本語能力検定」という強敵が近づいてきました。合格できるかどうかわからなかったけれども、試験を受けました。やっと能力試験が終わったかと思うと、楽しみにしていた初めての夏休みを前に、「スピーチ大会」と言うモンスターが襲い掛かって来ました。しかし、最大の強敵「日本語能力試験」に合格し、「スピーチ」と言うモンスターも見事にやりとげ、私はもう全部克服しました。そうしているうちに、元々自信がない自分に段々と自信が持てるようになってきました。
今は家の近くの寿司屋でレジをしています。自信が持てるようになったおかげで、毎日仕事中にお客さんや同僚と話せるようになりました。毎日楽しく仕事をしています。
これからも私の日本での物語はまだ続きます。沢山難題が待っているかもしれませんが、私は絶対負けないように頑張っていきたいと思います。同じ留学生として君たちも一緒に頑張って最高の物語を作ろうではありませんか。 つづく