私の故郷
24年前に、私は江南省の開封市という所で生まれました。開封市は私の故郷です。開封は歴代の王に何度も首都に選ばれました。その度に町の名前も変わりました。たとえば大梁は陳留などと呼ばれました。特に北宋時代に「東京」と呼ばれていたことは発音が同じかどうかわかりませんが、とてもおもしろいと思います。開封は中国でも歴史が古い都市の一つですから、古い習慣や文化、遺産がたくさん残っています。もしだれか古い中国に興味があれば、私の故郷に是非行ってみてください。
開封と言えば、いろいろなおいしい食べものをすぐに思い出します。その中でも、一番有名なのはロバ肉を使って作る「馿肉火焼」と言う食べものです。
今、私は日本に住んでいます。日本ではロバ肉がなかなか手に入らないので、「馿肉火焼」がほとんど食べられません。とても残念です。「馿肉火焼」のことを考える度に、私の故郷の匂いと、親友、故郷のことを思い出します。
今の中国の発展はとても速いです。私の故郷は古くて、発展の必要もあると思いますが、社会の発展は必ずしも良いことばかりではないと思います。新しい考え方は大切だと思いますが、古い建て物や伝統文化が失われてしまうことは、とても残念だと思います。
故郷のお寺や宝塔、古い城壁を計画的に改造、発展することこそ、一番大切なことだと思います。私は故郷のことを懐かしくと思います。